うがいは厳禁

親不知を抜いたあとの歯茎が水曜ごろからさらに腫れてきました(悪化)。食べるのはもちろん、じっとしていても痛いので何をするにも憂鬱でした。
そこで、歯医者へ行きました。『イソジンうがい薬で消毒くらいはやっていたのですが、、』と言うと、まず歯科衛生士のお姉さんに、それがマズかったかもと言われました。次に診察が始まると先生にも同じことを言われました。
親不知を抜くと、歯茎に大きな“洞穴(ほらあな)”ができます。人によっては“洞窟”とか“噴火口”という表現まで使いますが、どれも当たっています(笑)
先生が説明したのは次のようなことでした。(以下私の聞き間違えがあるかもしれません)

  • その洞穴の下には顎の骨がほぼ剥き出しになっている(これをドライソケットと呼ぶ)
  • 回復する過程で、その上に〜層とか〜質血餅(=けっぺい;カサブタのようなもの)ができる
  • 最後に歯茎が形成されて(盛り上がってきて)、穴がふさがってくる。
  • うがいをすると、その“かさぶた”を剥いでしまうことになる
  • いつまで経っても傷口が直らない。
  • そのうち、周囲の歯茎が炎症を起こしてくる
  • 【結論】なので、食べかすが残ろうが何しようが、傷口をゆすぐのは絶対にやめて下さい

といった趣旨でした。
たしかに痛くなり始めた水曜日は、飲み薬が切れたので、イソジンうがいを始めた日でした。それはネットで調べていると、『抜歯後の出血が止まったら、消毒のためにイソジンうがい薬を使ってうがいをしましょう』というのを複数のサイトで目にしたからです。
どちらが正しいのか分かりませんが、医者の言うとおりにした現在は、実際回復傾向にあります。まあ、患部に抗生物質を塗ってもらい、飲み薬を再開したのが効いているのかもしれませんけど。いずれにせよ、これで早く治ってほしいです。
【追記;ドライソケット】
http://www.belaire.jp/oya.html#h
http://www.kkdental.com/qa/dry.htm