hx4700でEBtWCE体験できた

9月9日にid:tnohoさんから、PocketPCQVGA)版の“EBt”、すなわち『EBtWCE』をメールで送付してもらっていました。QVGA機のiPAQ h2210はいま手元にありませんので、VGA機のiPAQ hx4700に入れてみました。

先日送りましたWindows版と同じく今度はPocketPCのマイドキュメントにEBtフォルダを丸投げすればロードする"はず"です。相変わらずメニューが実装されていませんが、完成まで、しばしお待ちを…

結論からいいますと、リナザウSL-C1000EBtで育てたデータが、hx4700上で閲覧&編集できました!ただし、hx4700VGA画面の“左上に寄った”状態での表示となりました。このへんはQVGA版なので仕方ないことですね。

hx4700へインストール

送付いただいた「Debug」フォルダを展開しますと、PocketPC用のCABファイルがいくつかありました。

hx4700には、

  1. EBtWCE_PPC.ARM.CAB
  2. EBtWCE_PPC.ARMV4.CAB

のいずれかだろうと思いました。結果として、2)EBtWCE_PPC.ARMV4.CAB のほうでうまく動作しました。( 1)のCABファイルを実行すると、“予期しないエラーが発生”してしまった)

hx4700でファイル実行

2)のCABファイルを展開すると、実行ファイルSmartDeviceApplication1.exeがあります。

↑SmartDeviceApplication1.exe をタップします。

hx4700のマイドキュメント上に、ebtフォルダが生成されます。

リナザウSL-C1000EBtで育てたデータを上記ebtフォルダへ入れると、データが閲覧できました。ツリー画面です。

↑編集画面です。

↑編集画面で、文字入力をしてみました。字が小さいですが、ちゃんと使えました。
現時点ではVGA対応ではなく、メニューも実装されていませんが、基本的な動作は確認することができました。リナザウで有名なソフトEBtが、WindowsパソコンやPocketPC上で使えそうということで、今後の進展がとても楽しみなソフトです。

sigmarionⅢ用は?

自宅にはシグマリオン3も待機しています。上記「Debug」フォルダ内には、シグマリ3用のCABファイルも含まれているのでしょうか? >tnohoさん