HancomSheetとPocket Excel 〜part2

4/24日記の続きです。以下の2点でHancomSheet(ザウルスSL-C750)が劣っているので、Pocket ExceliPAQ h2210)のほうが実用的です。というわけで、現状では2台とも持ち歩いて補完し合うのが無難なようです。

(1)「ファイルを開く」時間

自宅で、ラフな計測をしてみました。どちらのマシンも、データはCFカードに入れたものを読み込みました。

  • Pocket Excel(xls形式47KB) →約3秒
  • Pocket Excel(pxl形式10.15KB) →約2秒
  • HancomSheet(xls形式47KB) →約16秒 (高速起動なし)
  • HancomSheet(xls形式47KB) →約13秒 (予めソフトだけ起動)

h2210ではpxl(ポケットExcel)の形式も試してみましたが、どちらのファイル形式でもストレスは感じません。
一方、ザウルスのHancomSheetはかなり待たされます。予めソフトだけ起動しておいても、ファイルを開くのに13秒もかかるので実用的とはいえません。
なお、どちらのマシンも、クロックアップなどをしています(→こちら参照)。

h2210: xclkcfg2(530MHz)+ PPCチューンナップ
SL-C750: スペシャカーネルv15 + qlockchange
 (以上、4/3日記より)

(追記)
Masakiさんのコメントを受けて、ザウルスを再起動して時間を計ってみましたが、約1秒短縮されただけでした。

  • HancomSheet(xls形式47KB) →約15秒 (高速起動なし)
  • HancomSheet(xls形式47KB) →約12秒 (予めソフトだけ起動)

ファイルサイズだけが時間を決める要因かは分かりませんが、SL-C3000が3秒とのことなので、SL-C750という機種に原因か?(^^;

(2)関数セルで、文字化け

騒々しいバスケ会場では気付きませんでしたが、自宅でHancomSheetファイルを開いてゆっくり眺めてみると、一部のセルで文字化けしていました。関数を入力したセルが、文字化けしています(下の画像では、D6セルに関数“=A9”が入力されている)。本来、ここにはチーム名が表示されます。

文字化けは、情報そのものが閲覧できないわけですから、大きな減点ポイントです(涙) HancomSheetでは何か回避策があるのでしょうか。ちょっと調べてみないといけません。