モメる、ダビング10(テン)

HD内蔵のDVDレコーダを知人から譲っていただいたのは、わずか1年前。地デジ番組に「コピーワンス」という複製制限があるのを知ったのも、遅まきながらその時です。
長女がNHK衛星放送の子供番組に出演したので録画したのですが、記念にDVDへコピーを焼こうとしたら、

  • ハードディスク内の映像が消去される!

と知って愕然としました。(著作権に対して悪意のない)普通の消費者にとっては、全くもって悪しきルールだと思いました >コピーワンス

紛糾するダビング10(テン)

新ルールとして、ダビングが10回まで緩和される「ダビング10(テン)」の話を聞いたときは歓迎しました。しかしその後、新聞を読んでいるとかなりモメている様子。総務省の検討会で、著作権団体、家電メーカー、放送局による議論でかなり紛糾しているようです。

だとか。新聞記事を読んでいると、著作権団体が補償金増額を求めていることが発端に思えます。
また、iPodなどにも課金が検討されているようですし(今月はじめにニュースで聞いた)、著作権の拡大解釈と思ってしまいます。

  • 大量に不正コピーをして商売する業者と、個人で映像や音楽を楽しむ一般の消費者は、分けて考えてほしい*1

ものです。一般消費者は単に自分の映像/音楽を、iPod等のモバイル機器に持ち出して楽しみたいだけです。拡大解釈が進めば、W-ZERO3Palm Centro等の“プレーヤー”も、同様に課金対象となるやもしれません。

*1:この分離はそう簡単ではないのは想像がつきます。しかし一緒にされたくないのも事実。摘発された業者に著作権料を支払わせる(多額の罰金)、の線で検討してほしい。