Treoの風格 〜700p写真レビュー

2つのTreo

TungstenCを1号機として、Palmの世界へ。
その後、前面キーボード搭載機として*1Treo680Palm CentroTreo700p ときました。Palm Centroのスバ抜けた携行性の良さから、文字どおり“肌身離さず”持ち歩くようになって1ヶ月が過ぎましたが、

  • 風格
  • キーボード

の2点については、Treoに軍配が上がる、というのが約1ヶ月間で感じていることです。なお、

  • 画面サイズ
    • Treo>Centro(小さい)

の点については、意外と気になっていません。Centroの小ささでも、私にとっては十分実用的です。
そんなこんなで、2台のTreoの写真を撮ってみました。元日にご紹介した(→コチラ) 700p寄りの観点で。

Treo680とTreo700p

上の画像について、左がTreo680、右がTreo700pですね。
両者のキーボードの配列は全く同じです。Treo680以前に発売された『Treo650』は配列が異なるそうですが(→解説例(2006/8月ryo-nさん))。
そして明白な違いは、アンテナの有無です。
Treo700pにはアンテナがありまして、かつて“憧れだった”Treo650*2にはアンテナがありました。ですので、700pのほうが私にとってTreoらしいのです。

キーボード部

  • 5wayナビキー、電源ボタン、Calenderボタンほか

どのボタンも、700pのほうが押し込みのストロークがあるように感じます。あとボタン形状が少し異なっていて、Calenderボタンなどは700pのほうが縦に長くなっています。


(Centroに比べて)どちらのTreoも、打ちやすいキーボード。
しかし同じTreoでも680と700pは違う感覚で、700pのほうがキーを押し込んだときのストロークがあり打ちやすいです。700pのボディは厚みがあるので、(今の技術からすれば)キーボード設計に余裕があったのでしょう。

ボディ 底面から見る


右の700pのほうが厚いです。手に持ったとき、この厚みが心地よいのが意外でした。一方680は先が細くなるシルエットですので、この部分は薄くなっています。

ボディ 右側面から見る

右の700pにはSDカードスロットはありません。700pのほうが厚みがあって、その厚みが上側と下側で変化が少ない。つまりより長方形に近い(一方680は上側と下側が細くなるシルエットで、流線型っぽい)

ボディ 左側面から見る

シルエットの違いについては、反対の側面と同様。ボタンの位置、バッテリ蓋の位置がやや異なります。

ボディ 裏面から見る

どちらも同じ付近にスタイラスが収納されています(ただ、680はボディとスタイラスが同色なので目立たない)。カメラとスピーカーの位置は異なります。バッテリ蓋を開けるためのポッチが、700pでは出っ張っています。

ボディ 上面から見る

700pにはSDカードスロットがあります。赤外線ポートはだいたい同じ位置ですが、700pはポートの位置が分かりやすくなっています(アンテナすぐ左下にある、黒いエリア)。このアングルですと、700pのアンテナに存在感がありますね(^^

ボディ 重ねてみた

palmロゴは同じ感じですが、700pの右側にはSprint社のロゴがあります(700pはunlock版が発売されなかったのが惜しい)。

*1:したがって、ここではPalm TXは除く

*2:TungstenCを買いPalmの世界に入って間もないころ、当時スゴイ価格でした。今ならEeePCが2台も買えてしまうくらい。