Treo680とTCの違い(5) 〜AScheDAでの入力

Treo680とTungstenC

Palmのメイン機がTungstenCTreo680となってから、残念に思うことに、

  1. Treo680無線LANが内蔵でない
  2. Treo680は動作速度がモッサリしている

の2つがあります。過去に何度も書いていることですが。
今回は、アプリの使い勝手面で、少し残念に思っている点をご紹介します。それはAScheDAというDAソフト*1を使う時です。
私がPalm機で予定を新規作成する際、ほとんどの場面でAScheDAを使います。TungstenCの時もそうでしたし、現在Treo680でも同じです。しかし、決定的に違うのが、

  • 予定表アプリを起動中に限り、
    • Treo680】 AScheDAによる予定入力: ×(不可)
    • TungstenC】 AScheDAによる予定入力: ○(可能)

なのです(なお、予定表アプリ以外のアプリなら起動していても、AScheDAは使用可能)。

Treo680の場合

予定表置き換えアプリ『KsDatebook』(Ver1.7 Beta1.2)を起動している時に、AscheDAで新規入力を試みます。

  • ↓KsDatebookが起動中

  • ↓AScheDAを起動し*2、新規予定『ためし』と入力する。

  • ↑で『OK』を押すと、↓即座にエラー(DB Open Error)が出て、新規予定の入力に失敗します。


予定表アプリ、すなわちデータベース(DB)が開いているので、AScheDA経由では入力できないよ、という意味だと理解しています。ところが、TungstenCでは全く問題なく新規入力ができます。

TungstenCの場合

『KsDatebook』(Ver1.6.1 040717)を起動中に、AScheDAで新規入力します。

  • ↓KsDatebookが起動中

  • ↓AScheDAを起動し*3、新規予定『ためし』と入力する。

  • ↑で『OK』を押すと、↓『KsDatebook』の9月2日欄に『ためし』が入力されます。

他の予定表アプリでも同じ

Treo680では予定表『A5』も使用していますが、同じ問題が発生します。アプリに関係なく、

  • データベースが開いている環境下では
    • AScheDAによる入力が受け入れられない

ということのようです。もちろん、A5にせよ、KsDatebookにせよ、そのアプリ上で予定の新規入力は可能です。しかし、AScheDAで入力するクセがついていますので、『DB Open Error』というエラーメッセージを見て初めて、気が付く場面が少なからずあります。
Treo680TungstenCではPalmOSのバージョンが異なるので、きっとDBの扱いに違いがあるんだろうと思っています。

【追記】kizmさんのコメントを受けて、KsDatebookのバージョンを

  • Ver1.7Beta2 →Ver1.6.1 (いずれも日本語版)

と変更すると『DB Open Error』は出ず、新規予定が入力できました。

→つづく

参考:過去エントリ(2005/10/5)

*1:Desk Accessary(デスク・アクセサリー)ソフトの略称

*2:私はPetitLaunchに登録しているので、第1ボタン(電話)→『A』→『S』と3つ押すことにより起動させる。

*3:私はPetitLaunchに登録しているので、第1ボタン(予定表)→『A』→『S』と3つ押すことにより起動させる。