現役PDAのキーボード考 〜番外編

昨日の続きになります。
PDAにおいて、入力の快適さはキーボード単体だけでは決まりません。たくさんあるなかで、私が特に気にする項目を2つと、私の利用シーンについて挙げてみました。キーボードそのものではありませんが、入力環境において重視するものです。

  • 1)ATOK対応: Jornada680というWindowsCE機を使っている頃から、ATOKにはお世話になっていました。私はパソコンではATOKを使っていませんが、PDAでは使い続けています。

ザウルスで一番残念なのは、ATOKに対応していないところでして、大きなマイナスポイントです。せっかくキーボードが打ちやすい(と私は思う)のに、標準のIMEでは文字変換がいまひとつです。これがATOKだったらなぁと思ったことはしばしばです。そこで、辞書登録を使っていまして、固有名詞はもちろん、頻繁に使う単語はじゃんじゃん登録をしています。この辞書登録を活用することによって所望の変換が出てくる場面を増やし、ATOK非対応であることを補っています。
TungstenChx4700ATOKを導入していますので、アドバンテージになっています。

  • 2)液晶画面: キーボードから入力した文字は、液晶ディスプレイに表示されることによって認識することができます。人とマシンをつなぐ(=マンマシンインターフェース)液晶画面は、私が入力の快適さを考える時に重要視するファクタのひとつです。

ザウルスとhx4700VGA表示対応のとてもキレイなディスプレイを搭載しています。特にhx4700は画面が4インチと広く、いまだに「キレイやなぁ」と感心することがあるくらいです。
ザウルスは画面の角度が変えれるのが便利な場面があり、それは英会話サークルの時です。喫茶店のテーブル上にザウルスを置いて、液晶画面の角度を調整し、辞書引き(Zten改)をするときです。両手持ちをしてキーボード入力するときは、可変でも固定でもOKです。
TungstenCは△としていますが、3台の比較での話しです。小さなマシンボディ*1にキーボードを搭載している訳ですから、液晶画面が小さいのは仕方ありません。TungstenCの電源を初めてONしたとき、画面の表示そのものがとてもキレイで安心したことがあります。TungstenCTCPMPで初めて動画鑑賞をしたときも、同じく安心しました。

  • 3)入力シーン、アプリ: 私の主な入力シーンを紹介してみました。

メモや文章書きがメイン用途です。これをしたいがために、PDAユーザになったようなものですから(笑) そして、辞書引きにも活用しています。職場でも自宅でも屋外でもサッと英単語を調べたいときにはTungstenCWdic英辞郎)、英会話サークルで座って辞書引きするときはザウルスのZten改(英辞郎)です。
Wdicの過去エントリ
Zten改の過去エントリ
PDAの選定にあたって、キーボード搭載マシンであることは私にとって必須条件ですね。

*1:これがTungstenCの魅力です。常時携行する理由のひとつでもあります