リナザウMemo(PsMemo番外編)

ザウルスMemo画面

TungstenCのPsMemo」と「パソコンのOutlookメモ」の同期には、「リナザウSL-C1000のMemo」も“参加”しています。PDAでは多くの場面でTungstenCを使いますが、落ち着いた環境や長文入力の際(主に仕事以外で)はSL-C1000で入力することが多いです。
コチラでも述べられていますが、ザウルスの標準のメモ帳(TextEditor)には「Text」と「Memo」の2つのタブがあります。パソコンと同期できるという点において、私はもっぱら「Memo」タブを利用しています。一方で、残念なことが2点あります。

1)カテゴリ分けができない

ひとつがMemoデータのカテゴリ分けができないことです。目的のメモを見つけるのに少し時間がかかります。そこで、コチラにエントリしましたように、

bおよびbuなど(例:buはbusiness usageという造語で、業務で使う機器/装置/パソコンの使い方に関するメモ)
h(はてなの頭文字)
p(プライベートの頭文字)
頭文字なし(TrainTimeのデータそのものなので、文字は追加しない)
?(調べ物をしたので)
頭文字をつけた理由は、リナザウSL-C1000と同期した際、ザウルスMemo上でソートさせるためです。ザウルスについてはまた別の機会にでも。

とメモデータの頭文字をつけています。これによりメモデータがアルファベット順に並ぶので、目的のメモを見つけるのが少し早くなります。キーボード操作はザウルスの得意とするところですので、OKボタンの周囲にある4方向キーとFnキーを活用します。

  • メモをひとつずつ移動: ↑、または↓
  • メモを1画面ごとに移動: Fn+↑、またはFn+↓
  • メモの最上段(最下段)に移動: Fn+←(Fn+→)

このキー操作をしながらアルファベットの頭文字を追っていくことにより、だいたい“一ケタ秒”のうちに目的のメモに辿りつけます。今後、もっとメモ数が増えてくると分かりませんが(笑)

2)暗号化ができない

残念な点の2つ目は、メモファイルが暗号化できないことです。TungstenCのPsMemoでは、メモごとにパスワード設定が可能です(設定して使っています)。これについては良い方法がありません。「設定」タブ→「シークレット設定」アイコンで、ザウルス自体をパスワードロックすることくらいでしょうか。

□電源オン時に暗証番号を入力
暗証番号を設定することによりこのザウルスへの操作を制限することができます。パソコンと接続する場合は、シークレット設定を解除してから接続してください

このシークレット設定は一時期使っていましたが、電源オンのたびにパスワード入力を求められる(当たり前ですが)のが邪魔くさくていまはやっていません。情報保護をとるか、起動の速さをとるか、あるいはMemoは使用せずEBtのような暗号化機能があるアプリに限定するか、の選択になりそうです。