リナザウとシグ3、私の棲み分け

モバイル営業マンさんのところで、リナザウSL-C1000とシグマリオン3が仲良く並んでいる画像付きのエントリがありました。私もその2台を所有しているので、コメント欄に書き込みさせていただきました。その際、ちょっとした御質問をいただきました。

でも一つ疑問なんですがZaurus SL-C1000とシグⅢってかなりダブるところが多いと思うのですがやぱり使い分けはテキスト入力等がシグⅢってな感じなんですかね?

「ダブる」と考えたことはない、とまで言うとウソになってしまいますが、私にとってはうまく棲み分けができているんですね。テキスト入力という機能面より、「利用する生活シーンが違う」というのが答えになるでしょうか。
あと、どちらも素敵なマシンで気に入っているので、手放さなくてもいいように棲み分け活用しているのかもしれません。“眠った”マシンが妻の目に入ると具合が悪いですから(笑)。先日も、妻と一緒にネットで調べ物をした際、シグ3とiPAQ hx4700を駆使して便利さをアピールしましたし。

シグマリオン

自宅内モバイルマシンに特化しています。購入当初は嬉しくて外に持ち出すこともありましたが、今ではもっぱら自宅での使用です。自宅内の無線LANを使って、1)ネット巡回(標準ブラウザ)、2)メールチェック(nPOPQ)が主な用途です。シグ3の特徴である広い画面を生かしたビューワ系になります。食卓、ソファー、2階、トイレ、立ちながら、、、と自宅内であれば場所を選びません。
シグマリオンⅢの大きさは、デスクトップPC(DELL)と小さなPDA達(リナザウiPAQTungsten C)の中間ですので、“ノートPCがわり”として使っています。私がモバイル機器を使っていると好奇心旺盛な娘がすぐ近寄ってきますので、さっとマシンを持って逃げるのにシグ3の大きさは適しています(笑)。
シグ3のもうひとつの特徴であるキーボードは、自宅ではあまり活用していません。以前には、仕事の書類作成などをしたこともありますが。それよりも、キーボードの出番は出張時なんです。講演会の議事録メモ、宿泊ホテルでのメール作成やチャットの際に活用します。
いまは、単身赴任アパートにはシグ3は持ってきていません。モバイル母艦のVAIO typeTがあるからです。typeTが小さいですし無線LAN内蔵なので、部屋中どこでも動かせます。なのでシグ3の出番がなさそうです。“重くて、動かせない”デスクトップPCのある自宅でこそ、シグ3の出番かなと思っています。

リナザウSL-C1000

一方、リナザウはオールラウンドマシンです。使用場所は、家の中にとどまりません。
1)ネット巡回、2)はてなエントリ文の作成(RQR、EBt、ZEditorなど)、3)PIM、4)デジカメ画像ビューワ、5)電車時刻表(CaTrain)、6)こづかい帳(ZauCash)、7)英和・和英辞書(SL-C750の時)、、、他になります。
自宅&単身赴任アパートでは無線LAN、外出先ではbitWarp PDAを使って(ほぼどこでも)ネット接続が可能です。このbitWarp対応機種というのが、外出のお供になる大きな理由です。会社ではUSB接続でPCとつなぎ、PIMデータを流し込みます。メモや文書作成は打ちやすいキーボードのおかげで、親指を使ってガシガシ入力できてしまいます。グズる娘の機嫌とりにも、リナザウの画像ビューワが役立ちます。家事のお供もザウルスで、洗濯物を干したり食器を洗いながらMP3を聴きます。
私生活のあらゆるシーンで登場するのがリナザウなんです。今後は、仕事のシーンでも活用したいと思案しているところです(PIMに加えて、メモ&データ入力など)。