昔も今も便利なテキストデータ

秋の出張グッズ

ニフティサーブなんて呼んでいた時代でしたので90年代半ばでしょうか、毎月ニフティから月刊誌(みたいな)が送付されていました。その冊子の記事で、『パソコンではほとんどのデータをテキストで扱う』というユーザの方の紹介があり、共感を覚えたことがあります。例えば、パーソナルデータなどは

  • 高機能なアプリに入力・蓄積するより、シンプルなテキスト形式で蓄積していく方があとの使い回しで制約が少ない
  • テキストの方が、少ないデータ容量で済む(負担が小)

といったメリットです。
90年代後半にid:itokoichiさんのサイトを知り、Windows CEマシン『Jornada680』を使って“テキストPIM”*1を知り、私も実践していた時期があります。パソコンより非力なモバイルマシンでこそ、テキストのメリットを享受できるというのもあって。
近年私は小さなモバイル機が好きでWindows Mobileアドエス)やPalmTreo680TungstenC)を使っていますが、その思いや考え方は継承しています。アドエスではTombo、Treo680ではメモ(PsMemo)をとても多用しているのは、そんなことがベースにあるように思ってます。
つづく

*1:たしか、Pocket WZ Notesを使って予定・アドレス帳・ToDoなどを階層表示し、PIM管理するというもの。元データはただのテキストデータで軽いし、CE機でもWindowsパソコンでもMacintoshでも取り扱えた。