子供の寝顔

仕事を終えてから自宅へ帰って来ました。娘はすでに夢の中でした。たとえ子供が玄関まで出迎えてくれなくても、寝顔が見れるだけで嬉しいものですね。
単身赴任をする前から、子供の寝顔を見るのはとても好きでした。毎晩、寝顔をしばらく眺めるのです。体や顔付きや知恵がどんどん成長しても、なぜか寝顔は赤ん坊の時とほとんど変わらないのです。おっぱいを飲んでいた乳児のころと、同じ顔なので不思議に思います。
そういえば私が小学生のころでしょうか、私の寝顔が“赤ん坊の頃と同じ”だと母に言われて、腹が立った記憶があります(笑)。その頃の私は、親戚の人などに「大きくなったねー」と言われるのがいつも嬉しかったので、「赤ちゃんの時と同じ顔」と年齢が逆戻りをしたように言われたことに対して、反発を覚えたんだと思います。
しかし、いまになって思えば、母の言うとおり、赤ちゃんの頃と同じ寝顔だったんだと思います。もしかすると、こんなおじさんになっても、母は同じことを言うような気がします(笑)。