Palm TXとネットの橋渡し役、WMWifiRouter

Palm TXとアドエス

Palm TXの話題は久しぶりですが(→コチラ)、実は毎日必ず使っています。“自宅の無線LAN”経由でネット閲覧するからです。
さて、その“自宅に限定”の呪縛から解き放ってくれるのが、

です。最近Windows Mobile界ではすっかり話題のアプリ、無線LANを利用してWM端末をアドホック化してくれるという大変便利なものです。

私の動機

手持ちのPalm機は、Centro、TreoPalm TXの3台。Bluetooth搭載ケータイを所有していないので、どのPalmでも外出先ではネットにつなげません。出かける前に自宅でウェブデータを取り込みますが*1、出先で時間が経つと*2その情報が陳腐化してしまうのが残念でした。
WMWifiRouterの存在を知ってすぐに試したかったのが、

でした。

アドエス側【1】

ダウンロードしたのは、2つcabファイル。

いずれもアドエスの本体メモリにインストールします。
なお、(1)のインストール後は、プログラムフォルダにIntShrUIアイコンが現れます。

アドエスWiFiをON →WMWifiRouterを起動します。このあとの画面の様子を一部掲載します。

  • ready状態。まだ繋がっていません。

  • Option →Configration →Cellular Connection を確認すると、CLUB AIR EDGEとなっています。

  • 左ソフトキー(Connect)を押すと、自動でCLUB AIR EDGEへ接続してくれます(手動ではない*4)。
  • 接続しました。これでアドエスアドホック化したことになります。

アドエス側【2】 〜セキュリティ


上のままですとセキュリティが効いていませんので、少し設定をしておきます。

  • Option →Configration →Network setup... を開きます。

  • Network Nameが「WMWifiRouter」でのキャプチャを掲載しますが、実際は名前を変更しています*5
  • Securityは「WEP」を選択
  • Passphraseは5文字の半角英数字を入れる(13文字も可)

以上で、アドエスPalm TXと無線で飛ぶデータが、一応は暗号化されます*6

参考サイト

ただし、現バージョンのWMWifiRouterでは、em1ics helperは不要です。
英語&イタリア語の学習のため、いったんこのあたりで 【つづく→コチラ

*1:ブラウザXiinoで巡回して取り込んだキャッシュデータ、あるいは母艦+PiloWebProで取り込んだウェブのテキストデータ

*2:特に宿泊出張の時。1泊すると前日朝の情報ではあまりに古すぎます。アドエスではもちろんネット接続できますが、Palmでも少しは見たいのです。

*3:前回私がWMWifiRouterの動作に成功しなかったのは、これをインストールしなかった為

*4:当初私は、WMWifiRouterアプリ上の操作とは別に、手動でCLUB AIR EDGE接続をしないといけないと思っていた(EasyDialなどを使って)

*5:もし変更しない場合、街中で本アプリを使っている人が近くにいれば、同じ「WMWifiRouter」という名前でバッティングするかも

*6:WEP以上に、もっと強力な暗号化が設定できるといいのですが、、 大切なメールやパスワードの取り扱いは避けたほうが安全でしょう。