Palm TXとネットの橋渡し役、WMWifiRouter
Palm TXの話題は久しぶりですが(→コチラ)、実は毎日必ず使っています。“自宅の無線LAN”経由でネット閲覧するからです。
さて、その“自宅に限定”の呪縛から解き放ってくれるのが、
です。最近Windows Mobile界ではすっかり話題のアプリ、無線LANを利用してWM端末をアドホック化してくれるという大変便利なものです。
私の動機
手持ちのPalm機は、Centro、Treo、Palm TXの3台。Bluetooth搭載ケータイを所有していないので、どのPalmでも外出先ではネットにつなげません。出かける前に自宅でウェブデータを取り込みますが*1、出先で時間が経つと*2その情報が陳腐化してしまうのが残念でした。
WMWifiRouterの存在を知ってすぐに試したかったのが、
でした。
アドエス側【1】
- (1)ICS(インターネット共有)Install.cab
- (2)WMWifiRouter-Trial.cab
- バージョン1.02のトライアル版。試用期限は4月29日まで。
いずれもアドエスの本体メモリにインストールします。
なお、(1)のインストール後は、プログラムフォルダにIntShrUIアイコンが現れます。
アドエスのWiFiをON →WMWifiRouterを起動します。このあとの画面の様子を一部掲載します。
- ready状態。まだ繋がっていません。
- Option →Configration →Cellular Connection を確認すると、CLUB AIR EDGEとなっています。
アドエス側【2】 〜セキュリティ
上のままですとセキュリティが効いていませんので、少し設定をしておきます。
- Option →Configration →Network setup... を開きます。
- Network Nameが「WMWifiRouter」でのキャプチャを掲載しますが、実際は名前を変更しています*5。
- Securityは「WEP」を選択
- Passphraseは5文字の半角英数字を入れる(13文字も可)
参考サイト
ただし、現バージョンのWMWifiRouterでは、em1ics helperは不要です。
英語&イタリア語の学習のため、いったんこのあたりで 【つづく→コチラ】
*1:ブラウザXiinoで巡回して取り込んだキャッシュデータ、あるいは母艦+PiloWebProで取り込んだウェブのテキストデータ
*2:特に宿泊出張の時。1泊すると前日朝の情報ではあまりに古すぎます。アドエスではもちろんネット接続できますが、Palmでも少しは見たいのです。
*3:前回私がWMWifiRouterの動作に成功しなかったのは、これをインストールしなかった為
*4:当初私は、WMWifiRouterアプリ上の操作とは別に、手動でCLUB AIR EDGE接続をしないといけないと思っていた(EasyDialなどを使って)
*5:もし変更しない場合、街中で本アプリを使っている人が近くにいれば、同じ「WMWifiRouter」という名前でバッティングするかも
*6:WEP以上に、もっと強力な暗号化が設定できるといいのですが、、 大切なメールやパスワードの取り扱いは避けたほうが安全でしょう。